八甲田山」シネマ・コンサート 天は我々を見放したー映画史に残る超大作「八甲田山」がフルオーケストラでよみがえる 上映前には、北大路欣也 x 秋吉久美子のトークイベントを予定。

Scroll down

東京公演

Bunkamuraオーチャードホール

2020 2.11(火・祝)
開場 16:15 / トークイベント 16:45 / 上映開始 17:00

「八甲田で見たことは、一切喋ってはならぬ」
ー明治35年、冬の八甲田山で起きた悲劇。
映画化不可能と言われた不朽の名作のシネマコンサート、再演が決定!

上映前に、北大路欣也さん、秋吉久美子さんのトークイベントを予定しています。

チケット情報

日時 2020年2月11日(火・祝) 開場 16:15 / トークイベント 16:45 / 上映開始 17:00
会場 Bunkamuraオーチャードホール
公演に関する
お問合せ
ディスクガレージ 050-5533-0888 (平日12:00 - 19:00)
チケット料金 全席指定¥10,000  ※全席指定・税込、未就学児入場不可
先行販売 先行予約受付中!(WEB受付・電話受付あり)

【WEB先着受付】
受付期間:11月1日(金)18:00~11月14日(木)23:59
※ぴあ会員登録(無料)が必要となります。
※システムの都合上、各種手数料が必要となります。予めご了承ください。

【電話先着受付】
電話番号:0570-02-9900
受付期間: 11月1日(金)18:00~11月14日(木)23:59
※システムの都合上、各種手数料が必要となります。予めご了承ください。
チケット発売日 2019年11月30日(土)
プレイガイド チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-08-4003
イープラス
CNプレイガイド 0570-08-9999

ニュース

2019.10.31
「映画『八甲田山』シネマ・コンサート2020」特設WEBサイトを公開しました。

映画史に残る超大作「八甲田山」がフルオーケストラで
よみがえる

映画『八甲田山』は1977年に、監督・森谷司郎、脚本・橋本忍、音楽・芥川也寸志、撮影・木村大作で公開された。原作は新田次郎の「八甲田山死の彷徨」(新潮社版)。真冬の青森県・八甲田山の山中でふたつの連隊が雪中で演習行軍し、199名の死者を出した実在の出来事を題材にした作品。

出演は、弘前歩兵第三十一連隊の徳島大尉役の高倉健、青森歩兵第五連隊の神田大尉を演じた北大路欣也ほか、豪華俳優陣が名を連ねている。高倉健は映画公開当時46歳、演技者としてまさに脂がのりきった名演で魅了する。北大路欣也は33歳の若さをぶつける熱演を披露している。

「天は我々を見放した・・・」「八甲田で見たことは、一切喋ってはならぬ・・・」と、映画本編の台詞から取られた公開時のキャッチ・コピーが話題を呼び25億円を超える配給収入を記録、同年に公開された邦画の動員1位となった。製作は橋本忍率いる橋本プロダクションで、前作『砂の器』に続いての大ヒットとなった。

シネマ・コンサートは映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみを映画の上映にあわせてフル・オーケストラが生演奏する「映画上映+ライブ」の複合型エンタティメント。過酷なまでの雪中行軍の背景を壮大なオーケストラの音楽が流れるシーンは圧巻、まさにシネマ・コンサートで体感したい作品だ。

音楽を担当した芥川也寸志は、この作品で第1回日本アカデミー賞の音楽賞を受賞した。シネマ・コンサートの演奏は名門オケの東京交響楽団。メンバーこそ違うが、公開時の映画音楽も同楽団が演奏している。

公演概要

上映作品 『八甲田山』 1977年劇場公開
トークイベント:15分(予定)
上演時間:2時間49分 途中休憩:20分あり


<製作>
橋本 忍 / 野村芳太郎 / 田中友幸

<スタッフ>
原作:新田次郎『八甲田山死の彷徨』(新潮社版)
監督:森谷司郎 脚本:橋本 忍 音楽:芥川也寸志 撮影:木村大作

<キャスト>
高倉 健 / 北大路欣也 / 加山雄三 / 秋吉久美子 他

©1977 橋本プロダクション / 東宝 / シナノ企画
出演
指揮者:
栗田博文
演奏:
東京交響楽団
主催 PROMAX / ディスクガレージ / BS朝日 / 朝日新聞社

物語

「冬の八甲田を歩いてみたいと思わないか」第4師団長友田少将から直接声をかけられた二人の大尉、青森第5連隊の神田(北大路)と弘前第31連隊の徳島(高倉健)は、その責任の重大さに全身を硬直させた。日露戦争を目前にした明治34年11月、帝国陸軍は寒地装備、寒地教育の不足を痛感していた。ロシア軍と戦うためには、厳冬期の八甲田を踏破し、寒さとはいかなるものか、雪とは何かを調査・研究する必要があった。雪中行軍は双方が青森、弘前から出発、八甲田ですれ違うという大筋のみが決定し、細部は各連隊独自の編成、方法で行う事となった。

出演者プロフィール

指揮者:栗田博文

1988年、第23回東京国際音楽コンクール指揮部門において第1位優勝を果たし、翌年、国内主要オーケストラを指揮しデビュー。1989年に渡欧。同年、第1回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール(イタリア)に入賞し国際的な評価を確立。1995年、第1回シベリウス国際指揮者コンクール(フィンランド)の最高位に輝く。同年、フィンランド放送交響楽団より招かれ、ヨーロッパデビューを果たし大好評を博す。国内外の活発な指揮活動とともに、国立音楽大学客員教授を務め、後進の指導にも力を注いでいる。クラシック音楽の古典から現代作品まで、幅広いレパートリーを持つほか、様々なジャンルとのコラボレーションも積極的に行っている。

公式サイト: 栗田博文ブログ

東京交響楽団

東京交響楽団

1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。
現代音楽の初演などにより、文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞、サントリー音楽賞、川崎市文化賞等を受賞。川崎市とフランチャイズ、新潟市と準フランチャイズ、(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団とはパートナーシップ協定を結び、コンサートやアウトリーチ活動を展開しているほか、新国立劇場では1997年の開館時からレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。教育面では「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」が注目されている。海外公演も多く、これまでに57都市76公演を行っている。

音楽監督にジョナサン・ノット、正指揮者に飯森範親、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、名誉客演指揮者に大友直人を擁する。2016年に創立70周年を迎え、同年10月 ウィーン楽友協会を含むヨーロッパ 5 カ国で公演を行い各地で高評を得た。

公式サイト: http://tokyosymphony.jp/