湯山玲子 / REIKO YUYAMA

 著述家、ディレクター。クラブ仕様のサウンドシステムで、クラシックを聴き、ゲストと語る、「爆クラ!*」イベントを2011年以来。ほぼ毎月一回のペースで開催。評論、エッセイストとしても著作活動を行う一方、出版、広告の分野でクリエイティブ・ディレクター、プランナー、プロデューサーとして活動。同時に、テレビ番組等で、コメンテーターとしての登場多数。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッション、ジェンダー等、文化全般を広くそしてディープに考察し、近年は、 地方自治体、企業のコンサルティングも手がけている。著作に『女ひとり寿司』 ( 幻冬舍文庫 ) 、 著書『クラブカルチャー ! 』( 毎日新聞出版局 ) 『女装する女』 ( 新潮新書) 、『四十路越え ! 』( 角川文庫 ) 、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)、上野千鶴子との対談集「快楽上等 !  3.11 以降の生き方」 ( 幻冬舎) 。『文化系女子という生き方』 ( 大和書房) 、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(角川書店)等。日本テレビ『スッキリ』、MXテレビ『バラいろダンディ』レギュラー。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。なお、父親は作曲家の湯山昭。

<爆クラ!とは>
2011年5月から、ほほ毎月一回のペースで、西麻布の「新世界」というライブハウスを中心に行われている、クラシック音楽のトーク&リスニングイベントが、爆クラ!
毎回、テーマを設定して、ゲストを呼んで、そのテーマに合わせたクラシック音楽をかけながら、その音楽についてのあれこれを、歴史あり、印象批評あり、愛憎ありの様々な切り口にて紹介。
これまでのゲストラインナップは、坂本龍一、富田勲、岡村靖幸、島田雅彦、西本智実、岩井俊二、菊地成孔、小西康陽、渋谷慶一郎、コシミハル、斉藤ネコ、飴屋法水、小沼純一、大森克己、スカラルッティー・ゴーズ・エレクトロ等。
その昔、ステレオやレコードが貴重品だったころ、名曲喫茶という、クラシックをコーヒー一杯で聴かせる場所に人々は集ったのだったが、配信とipod時代にあえて、「場の音量と音圧」にて音楽を聴く試みでもある。