21都市25公演におよぶ全国ツアーがついに幕を開けた《東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”イン・コンサート》。オープニングナンバーの「東京ディズニーランド・イズ・ユア・ランド」にのせて、1983年4月15日の開園時の映像がスクリーンに映し出されると、それだけで胸がいっぱいに。続く「ミート・ザ・ワールド」は初めて聴く人もいるかもしれませんが、ディズニーの伝説的なソングライターチーム、シャーマン兄弟が、東京ディズニーランド®の同名のアトラクションのために書き下ろしてくれた宝物のような1曲です。

　第一部は懐かしの音楽と映像のオンパレード。「ワン・マンズ・ドリーム」「ジョイン・イン」「ディズニーカーニバル」……と昔からのファンにとっては涙ものの曲から、記憶に新しい35周年の「Brand New Day」まで、パークから生まれた名曲の数々が、歴史を追いながら演奏されていきます。音楽が思い出の扉を開いてくれるだけでなく、貴重すぎる映像に目がくぎ付け。客席では、思わず涙ぐむ人の姿も見られました。